こんにちは!書家です😃
私は20歳頃から、毎年、毎日書道展に作品を出品してきました。
振り返れば、ずいぶん長い時間です。
その間、書道に対する気持ちも、作品への向き合い方も、少しずつ変わってきました。
そして最近、改めて思うことがあります。
書道は、続けているからこそ見えてくるものがある。
今回は、毎日書道展に出品し続けてきた私自身の経験を読んで頂けたらと思います😊

若い頃は、ただお手本を真似していた
以前の記事でも書きましたが、若い頃の私は、書道に対してそれほど積極的な思いを持っていたわけではありません。
先生からお手本をいただき、それを真似して書く。
ひたすら、その繰り返しでした😅
「絶対に入選したい!」
「いつか賞を取りたい!」
そんな強い気持ちも、ほとんどありませんでした🙇
毎日書道展に出品することは、私にとって特別な目標というより、書道を続ける中で当たり前のように取り組むことだったのです。
入選を重ね、会友になってからも、その気持ちは大きく変わりませんでした💦
今思えば、どうしたらよい作品が書けるのか?自分で考えなければならない、という意識が、まだ十分ではなかったのかもしれません。
▼私が書道を苦手だと感じていた頃の話はこちら
「書道が苦手だった私が37年続けた理由」
少しずつ、自分の作品が見えるようになった
そんな私にも、なんと!少しずつ変化が現れました!
自分が書き上げた作品を見て、
「これはないな」
「もう少し、こうしたらいいのかな?」
と感じるようになったのです。
以前からそういった思いはありましたが、表現できない😭
でも、いつの頃からか、自分の作品を見て、何かが違うと感じたり、もう少し良くできるのではないかと思ったりするようになったのです✨
もちろん、最初から明確に何が悪いのか分かったわけではありません。
なんとなく手本と違う。
もう少し何かできそうな気がする…?
そんな、ぼんやりとした感覚です。
それでも、今思えば、私にとっての変化の始まりだったのでした。
お手本を真似するだけだったところから、自分の作品を自分の目で見るようになった。
その時ようやく自分なりの書道が見え始めたのかもしれません✨
3年連続の佳作賞。最初は本当に驚いた
そして、毎日書道展で3年連続して佳作賞をいただくことができました。
最初の年は、本当に驚きました🫢
それまでと同じように作品を書いていたつもりだったからです。
特別なことをしたという感覚もなく、まさか賞をいただけるとは思っていませんでした。
「えっ、私が?」
そんな気持ちでした。
ところが、2年目になると、少し変わってきます🫣
一度賞をいただいたことで、欲が出てきたのです🤫
「今年も入賞できたらいいな」
そんな気持ちが芽生えました。
純粋に作品と向き合うだけではなく、結果も意識するようになったのです。
もちろん、賞を目指すこと自体が悪いわけではありません。
目標があるから頑張れることもあります。
ただ、結果を意識しすぎると、それはそれで良くないですよね
▼書道に才能は必要なのか、私自身の経験から考えた記事はこちら
「書道に才能は必要?」
3年目は、思うように書けなかった
そして3年目の今年。
実は、父が入院することになり、作品の締め切りまで残り2週間という時期から、実家と自宅を行き来する生活になりました。
落ち着いて制作に取り組む時間を、思うように確保できません。
もっと書きたい。
もう少し考えたい。
そう思っても、なかなか自分の思うようにはいきませんでした。
作品を書くことだけに集中できる状況ではなかったのです。
正直なところ、満足のいく制作ができたとは言い切れません。
それでも、できる範囲で筆を持ち、作品を書き上げました。
そして、結果は佳作賞。
本当にありがたかったです。
時間がない中でも書き続けたことへのご褒美だったのでしょうか。
それとも、1年間の積み重ねによって、少しずつ実力がついてきたのでしょうか。
本当の理由は分かりません。
でも、どちらであっても、続けてきてよかったと心から思いました。
続けていると、気づかないうちに変わっている
書道に限らず、何かを続けていると、毎日の変化はなかなか見えません。
昨日より上手になった。
先月より成長した。
そんなことを、いつも実感できるわけではありません。
でも、何年も前の自分と比べると、変わっていることがあります。
以前は気づかなかった作品の違和感に気づく。
自分なりに改善点を考える。
思うように書けないときも、どうすれば良くなるか考える。
こうした力は、一日で身につくものではありません。
毎年出品し、作品と向き合ってきた時間の中で、少しずつ育ってきたものなのだと思います。
▼続けることについて考えた記事はこちら
「書道をやめなかった理由」
書道を続ける理由は、賞だけではない
毎日書道展で賞をいただけたことは、もちろん嬉しいことです。
努力が認められたように感じますし、これからも頑張ろうという気持ちになります。
でも、賞をいただくことだけが、書道を続ける理由ではありません。
自分の作品を見て、もっと良くしたいと思うこと。
以前より少し成長した自分に気づくこと。
思うようにいかないときも、工夫しながら作品を仕上げること。
その一つひとつに、続けてきた意味があるのだと思います。
以前、「書道は意味ない?」というテーマでも記事を書きました。
▼30年以上書道を続けてきて感じる、本当の価値
「書道は意味ない?30年以上続けた私が今だから分かる“本当の価値”」
書道を続ける価値は、目に見える結果だけでは測れません。
これからも、自分の作品と向き合っていきたい
20歳頃から毎日書道展に出品し続けてきた私ですが、今でも、納得のいく作品を簡単に書けるわけではありません。
迷うこともあります。
思いどおりにならないこともあります。
それでも、作品を書き上げたあとに、
「もう少し良くできるかもしれない」
と思えることが、今の私にとって大切なのだと思います。
若い頃は、お手本を真似して書くことが中心でした。
入選や入賞への強い思いもありませんでした。
それが今では、自分の作品を見て、良いところや改善したいところを考えるようになりました。
その変化こそ、長く続けてきたからこそ得られたものなのかもしれません。
父の入院で思うように制作できなかった今年も、結果として佳作賞をいただくことができました。
ありがたい気持ちとともに、改めて思いました。
続けてきて、本当によかった。
すぐに結果が出なくても、思うようにいかない時期があっても、続ける中で見えてくるものがあります。
これからも、賞を目指す気持ちだけにとらわれず、自分が納得できる作品を目指して、一枚一枚、筆を持ち続けていきたいと思います。
そして、何年か先に今の自分の作品を振り返ったとき、「あの頃より成長したな」と思える自分でありたいです。
書道も気になるけど、ピアノも気になる!
それは、こちらの記事で解説しています😊
calligraphy-shodo.hatenablog.com
ここまで読んで“やらせてみたい”と感じた方は、次に悩むのが教室選びです💦
失敗しない基準はこちらで解説しています
calligraphy-shodo.hatenablog.com
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
北の大地より🦊
———————————————————————————
・読者登録をしていただけると励みになります!
・すこしでも気になってもらえれば
ぜひぜひ”ポチッ”とお願いします!
———————————————————————————











